南部篤史法律事務所は、相続問題を積極的に取り扱っています。遺言書作成、遺産分割、遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)、遺言執行などを取り扱った経験があります。軍用地やトートーメーが関係する沖縄特有の事情が絡む相続問題の経験も有しています。 <遺言書作成>これから遺言書を作成される方に対しては、遺言書を作成したい理由や、誰にどのような財産を取得させたいのかについて、丁寧にお考えを確認させていただきつつ、亡くなられた後にできる限り紛争が起きないようにサポートを致します。亡くなられた後のことを十分に検討しなかった結果、遺産を受け取る方が、遺留分侵害額請求を受けたり、登記できなかったりして苦労するという例が少なくありません。弁護士以外の士業がアドバイスをした遺言書では、相続紛争の発生を予防する対策ができていないことがしばしばあります。遺言書を作成する際に、弁護士がアドバイスをしていれば、防ぐことのできる相続紛争は多いと考えています。 <相続紛争 ~ 遺産分割、遺留分侵害額請求等>お亡くなりになった方(被相続人)が遺言書を残さなかった場合や、遺留分(被相続人の財産のうち相続人に保障されている部分)を侵害する遺言書が残された場合などに、交渉や裁判所の手続きを通じて、適正・妥当な内容にて解決できるように全力を尽くします。遺産分割事件は、最終的な解決までに時間がかかることが多い紛争類型です。相続人の人数が多かったり、相続人の中に判断能力が衰えた方や行方不明者、海外在住者などがいたりする場合は、遺産分割協議に入るまでに時間がかかるため、特に長期化しやすいです。いつまでに何を目指すかということを弁護士がしっかりと管理・把握することで、できる限り速やかに解決することを目指しています。遺留分侵害額請求事件は、遺言書の内容が一部の相続人等のために他の相続人の遺留分を侵害している場合に起きる紛争です。相続人間で感情的な対立が起きやすく、ときに長期化することのある紛争類型です。法律の手続きに則ることによって、迅速な解決を図っていきます。